研究活動ワーキンググループ(WG)

・プロセス産業における安全の維持向上のための安全技術のセンターとして、安全に関わる研究を推進し、 その成果を社会に還元しています。その中心の活動の一つが、産学の安全技術者・安全研究者が参画するWGでの研究活動です。

・現在進行中のWGは、活動中が5グループです。
1.ノンテクニカルスキル枠組み構築
2. 新PSMガイドライン構築
3. LOPA翻訳
4. 事故解析
5. BPMアプリケーション・ソフトウェア要求仕様策定

1.ノンテクニカルスキル枠組み構築

目的は、ヒヤリハット事例、トラブル事例、事故事例を如何に運転中の安全管理活動にフィードバックさせることで、現場の立場から、ヒヤリハット等の事例(情報)を運転管理にフィードバックさせるフレームワークの構築を目指します。6年間の活動を経て、現在、テクニカルレポート作成に取り掛かっています。

2.新PSMガイドライン構築

目的は、世界に通用するプロセス安全管理ガイドラインを構築するための準備を行うための枠組みを検討して、2年後にガイドライン作成を開始することを目的として準備する。

3.LOPA翻訳

目的は、前行の設備保全WGで構築したアクティビティモデルを踏襲し、設備保全技術をPDCAエンジニアリングアプローチによって体系化するための仕組みを、IDEF0アクティビティモデルとして構築することです。現在2月に1回、WGを開催しています。

4.事故解析

目的は、企業が、安全管理を経営戦略、競争戦略の中に位置づけ、積極的に取り組めるようにするために、「何をどこまでやったらいくらかかり、それによってどれだけ危険が減少し、安全が向上するのか?」を評価する方法(メトリックス)を確立することです。現在2月に1回、WGを開催しています。

5.BPMアプリケーション・ソフトウェア要求仕様策定

参加メンバー企業のプラント立ち上げ例を基に、効率のみならず安全性を高めるための標準モデル構築することです。現在2月に1回、WGを開催しています。