背景および目的

本部会では、設備保全、 プロセス安全管理、変更管理、 プロセス安全 メトリックス 、プロセスケミストリを対象として プラントエンジニアリングにおける プロセス安全を確保するための リファレンスとなる ,種々の 業務プロセスモデル( Business Process Model : BPM )を開発してきた。開発した BPM およびその活用法の 普及を目指し、 BPM を実事例に適用する際の助けとなる アプリケーション・ ソフトウェア を 開発できる程度の要求 事項 を策定することを WG の目的とする。ただし、その要件に基づいて開発される アプリケーション ・ソフトウェア によってもたらされるであろう 利益は当分見込ま ず、要求仕様の策定に注力する。

スコープと成果物

最初の1年間で、典型的なアプリケーション事例となるユースケース ・シナリオを策定し、 要求事項 を固めていく。その後、ソフトウェア開発を外注できる程度の要求仕様策定を目指す 。仕様策定のためのシナリオは変更管理を想定することで、他シナリオ (設備保全,プロセス安全管理への適用性・ 拡張性を確保する 。ここで 作成した シナリオは BPM をベースとしたエンジニアリングの Design Rationalを表象したもの になるはずである。

BPMのスコープはPlant LCEの部分のみとし、アセット管理等の経営的側面はスコープ外とする。変更管理 WG で定義した PDCA を廻す プロセスを マネジメントする 広義の変更管理( 「統合管理 の部分 」) については, Plant LCE の Manageのアクティビティを取り出したものに相当するので、スコープに含まれる 。

メンバー

WGメンバーの公募はおこなわず、旧変更管理WGメンバーを中心に 直接勧誘するものとする 。現時点での予定メンバーは以下のとおりである。

主査(予定):武田
メンバー(予定):渕野、島田、北島、井内、大坂、斉藤、中田、千代田システムテクノロジー(高山)、 TEC (川内)(敬称略)

スケジュール

1月 運営委員会
3月 メンバー確定
3 月末から4 月初めのスタート

を目指す。
初回キックオフミーティングにおいて、WG開催の年間スケジュールを決めることとするが、基本的に2ヶ月に1回程度の開催を見込む。

中途終了の連絡

2018年1月にメンバーを募集し、2018年4月から活動を開始しました。BPMのアプリケーションとしてソフトウェア開発できる程度の要求仕様を策定するため2年経過後の2020年3月まで多くの打合せを実施しました。時間をかけていただきどうもありがとうございます。その後、方向が見いだせないので、中途ではありますが、WGを終了いたしたいと思います。