研究活動ワーキンググループ(WG)

・プロセス産業における安全の維持向上のための安全技術のセンターとして、安全に関わる研究を推進し、 その成果を社会に還元しています。その中心の活動の一つが、産学の安全技術者・安全研究者が参画するWGでの研究活動です。

・現在進行中のWGは1グループです。
1.教材制作・普及WG

1.教材制作・普及WG
 【背景及びWGの目的】

ノンテクニカルスキル教育及びプロセス安全に関する教材を更に制作し、それを普及することを目的とする。
制作の対象はノンテクニカルスキル教育及びプロセス安全に関する需要に応じた教材で、既に制作され、使用されている教材の改訂も対象となる。
普及の対象は新規制作教材及び改訂教材のすべて。

新規制作:需要を調査して教材の制作目的を明確にして企画し、制作する。

【WGの進め方】

総合主査は運営委員の堤氏が担当する。
新規制作・改訂に関わらず企画段階でその担当が関係するメンバーを集め打合せしてスケジュールを決めてそれぞれのメンバーが分担して作業する。
その教材毎に担当主査を決めて活動する。
キックオフミーティング以降不定期に(月1回と決めない)打ち合わせを実施しながら、コンテンツを制作あるいは改訂する。
将来の普及についても開発段階から考慮し、普及に関する方策も個別WGで練って実行していく。
制作・普及共に「お客様の満足度向上」を第一の目標とし、product out の考えよりmarket in の考えを重視する。
全体の打合せは最低限とし、上記の個別教材毎に小WGの集合のような形態をとる。

【WGのメンバー】

WGのメンバーは公募せず、化学工学会安全部会のイベントに参加実績があり、ノンテクニカルスキル教育の実績のある合計4~5名程度で構成する。
小数精鋭で実施していく。

【スケジュール】

本ノンテクニカルスキル教材制作・普及WGの発足について 2025 年 1 月の化学工学会安全部会運営委員会に諮問し、審議決定された後、2月中旬以降に本WGの個別WGのキックオフミーティングを実施する。
その場で先行したノンテクニカルスキル枠組みWGの成果(ノンテクニカルスキル2.0)を相互理解し、新教材の構想や既存教材の改善ポイントを練る。
併せて、現場におけるノンテクニカルスキルに関する教育や教材のニーズを探る調査を実施する。

このWGは改訂および普及を目的としているので、終了時期は各個別WGのスケジュールによる。
普及活動は当面の間継続する。
各種イベントの参加者が増え、継続的な浸透の傾向をみることができれば終了とする。
おおよそのWGの期間は 5年を目安とする。