1.趣旨

プラントライフサイクルは、設計、建設、生産(運転、保全)の業務機能からなり、ライフサイクル全体(設計、建設、運転、保全)で得られる情報は、技術として集約、体系化されることで始めて、ライフサイクル内更に新たなライフサイクルに活用することが可能となります。

設備保全WG(平成18年4月~23年3月)では、設備保全業務プロセスのあるべき姿をIDEF0アクティビティモデルとして構築してきました。このアクティビティモデルは、PDCAエンジニアリングサイクルによる計画・実施と、設備保全技術の体系化のための変更情報を含めた計画・実施結果の集約をするためのフレームワークを提供しています。しかし、集約された情報より、設備保全技術を体系化するためのアクティビティに関しては、十分なモデリングには至っていません。

本WGでは、設備保全WGで構築したアクティビティモデルを踏襲し、設備保全技術をPDCAエンジニアリングアプローチによって体系化するための仕組みを、IDEF0アクティビティモデルとして構築することを目的とします。

2.研究内容

活動期間は3年間とし、2年間アクティビティモデルおよびその検証を議論したうえで、残りの1年間で結果の公表・啓蒙活動を行います。

3.世話役

主査 渕野 哲郎(東京工業大学准教授)

4.2012年現在の状況

2011年10月から活動を開始し、2ヶ月に1回、東京にてWGを開催しています。

5. 中途終了の連絡

設備保全技術の体系化WGの中途終了連絡を致します。プロセスケミストリーも1期終了時更に議論を進め2期に進み、2期目の設備保全WGも2021年4月12日に開催した時に、「アセットマネジメント+オペレーションエクセレンス」のための管理システムのあるべき姿の議論をするという方向付けがされて、その後WGの延期となり、活動が滞っていましたが、方向が見いだせないので、中途ではありますが、WGを終了いたしたいと思います。長い間時間をかけていただきどうもありがとうございます。