第7回 体験教室の意見交換会のご案内

 主催(公社)化学工学会安全部会 

近年、ノンテクニカルスキル教育の現場ではその教育効果を上げるため演習が多用されている。
その主な演習をインストラクターが体験され、修得できることを目的でその演習の 体験教室が、2020年9月から開催された。更にコンテンツ提供教室も12月から開催されている。
更に 2023 年からはノンテクニカルスキル 2.0 のコンテンツ提供教室も開催され、多くの事業所の方が企業特設講座的に個別に受講され、その後、実践されている事業所の実績やその内容、課題について相互に意見交換して他社の実績に触れることで、更にノンテクニカルスキル教育を向上させることができることを期待します。

発表時の予稿集はございません。下記持ち時間は事業所の発表と意見交換及び質疑応答を含みます。

実施日

2024年12月4日 (水) 13:30から15:00

開催概要

Teamsで配信されます。

体験教室に参加された方は参加費無料です。前回の意見交換会参加者も無料です。
上記でない方は税込み5,500円です。その旨、お申込みの備考欄に記入よろしくお願いします。

Recording はご遠慮くださいますようよろしくお願いします。
聞き逃し配信はございません。

講習内容は予告なく変更される場合がありますが、ご承知おきください。

1. 各社のノンテクニカルスキル教育の実績と課題そして意見交換 合計60分

①AGC株式会社 千葉工場 環境安全部 鈴木 俊彦氏
 「新KKを取り入れた教育と入社5年未満社員向け教育の実績」

②ニッカウヰスキー株式会社 本社安全衛生室 河井 敬司氏
 「ノンテクニカルスキル教育の実績」

2. 新作コンテンツ提供教室「疲労管理」の概要 15分
 (2024年9月リリース、お申込み受付中)

南川行動特性研究所 南川 忠男氏

概要

ノンテクニカルスキルは7個のカテゴリーで構成されており、事故調査からは状況認識やコミュニケーションなどのカテゴリーが原因として上位にランクされているが、6番目の疲労管理も健全な意思決定に影響を与える重要なカテゴリーである。
疲れてくると思い込みや規律順守性・注意力などの行動特性が良くない方に変化すると予想される。
又、ノンテクニカルスキル2.0の中の要素へも大きく影響を与えるようである。
本教室では、ノンテクニカルスキル2.0との関係についても話されるとともに、あなたならどうする演習において、疲労局面での実際の事例を題材に2課題3人一組で意見交換し、疲労管理の重要性への気づきを促進してもらう。
最後には、疲労への対処の代表的方法を示す。

  1. 危険敢行性・危険感受性・注意力・規律遵守性などと
    疲れの関係及びノンテクニカルスキル2.0との関係 (10 分)
  2. 疲労と疲労感と脳の働き (10分)
  3. 疲労と事故の関係 (10分)
  4. 疲労の影響 (15分)
  5. 疲労に関するあなたならどうする演習2題 (25分)
  6. 疲労への対処 (10分)                所要80分 

3. 総合質疑応答 15:00まで

お申し込み

お問い合わせ

連絡先:化学工学会安全部会 南川
    scej-minamigawa(アットマーク)ozzio.jp