「プロセス産業におけるサイバーセキュリティ
:リスクに基づくアプローチ」
発刊記念講演会
主催 化学工学会 安全部会
後援 丸善出版株式会社
協賛 安全工学会
サイバー攻撃によるプラント操業停止やプロセス事故を未然に防ぐことが今ほど求められている時はない。時機よく出版された本書は、米国化学プロセス安全センター(CCPS)が,2022年にCCPS Concept Bookとして出版した“Managing Cybersecurity in the Process Industries A Risk-based Approach”を完訳したものである.
本書発刊の目的は、プロセス産業におけるサイバーセキュリティマネジメントのためのリスクに基づくアプローチを紹介し、組織が既存のプロセス安全マネジメントシステム(PSM)と連携した、より効果的なサイバーセキュリティ・マネジメント・システム・プログラムを設計、実施することを支援することである。
PSMと違う点はサイバー攻撃によるリスクが攻撃者の力量アップや既設防護設備の陳腐化などで増えてくることで、それはサイバーセキュリティの脆弱度が動くことを意味する。一度脆弱度を強化しても、新種の手口が侵入してくる。
本書が台頭しているサイバー攻撃に対応できるPSMと融合したマネジメントシステムを実現するための一助となり産業界全体の事故防止に貢献することを願う.
日時
2024年3月7日(木) 13:30~17:00
プログラム
1〕発刊に寄せて(5分)
名古屋工業大学名誉教授 橋本 芳宏氏
2〕書籍の全体の構成等(10分)
名古屋工業大学 准教授、サイバーセキュリティセンター セキュリティ管理部門長
濵口 孝司氏
3〕サイバー事故事例研究(40分)
南川行動特性研究所 南川 忠男氏
-休憩-(5分)
4〕制御システムに対するリスクに基づくサイバーセキュリティ・マネジメント
-例題を用いたリスクアセスメント手法の解説-(50分)
名古屋工業大学 准教授 サイバーセキュリティセンター セキュリティ管理部門長
濵口 孝司氏
ー質疑応答及び休憩ー(15分)
5〕RBPS対応のサイバーセキュリティの管理(40分)
工学院大学名誉教授 木村 雄二氏
6〕総合質疑
募集人員
100名
お申込み締切
2月27日17時
参加費
26,400円 税込み
参加費に新刊1冊(定価税込み13,200円)込み
(1月に丸善出版から発刊されるサイバーセキュリティの書籍1冊の代金含む)
書籍不要で受講のみのご参加はできませんのでよろしくお願いします。
2冊以上お希望の方には3月1日までのご注文であれば著者割引20%の税込み13,200円/冊とさせていただきます。それ以降はいつでも15%引きとなります。
同一事業所から3名以上お申込みの場合、お申込み者1名のPCを会議室でプロジェクターに接続するなどして大勢で視聴できます。お申込み代表者は備考欄にその旨記入してください。
3名は同じ日にお申込みをよろしくお願いします。
書籍はお申込み人数分を代表者にまとめてお送りします。3名の場合税込み79,200円となります。代表者に請求書を3名合計の請求書を送付致します。
同一会社から5名以上お申込みの場合(先の3名の事業所に本社2名などで合計5名などの場合)、発刊記念講演会後、2時間以内のコンサルを無料で受けることができます。この場合のコンサル会の定員は15名です。お申込み代表者はお申込み備考欄にその旨記入してください。
5名は同じ日にお申込みをよろしくお願いします。
事前振込制。返金はございませんが代理参加OKです。
発表順番は主催者の都合で変更になることもありますことをご了承ください。
申込方法
安全部会HPの申し込みサイト
お問い合わせ先
安全部会事務局(メールフォームによりご送信ください)
Teamsご案内
開催日の前週の木曜日の午前中に主催者より開催のTeamsを送付します。
もし届かなかった場合は上記お問い合わせよりお知らせください。
Recordingしますが、アーカイブ配信は致しません。
予稿集の送付
発刊された書籍の内容の発表や解説となります。
発表用に作成されたパワーポイントのPDFファイルを開催日の前週の木曜日の午前中に主催者よりクラウドストレージBOXに格納して配布します。
コンサルのご案内
同一会社から5名以上お申込みの場合、発刊記念講演会後、2時間以内のコンサルを無料で受けることができます。この場合のコンサル会の定員は15名です。
上記条件でない場合は企業側は下記有料で15名までの参加ができます。
参加費:1時間33,000円(税込み)
お申込みは化学工学会安全部会のHPのお問い合わせか
scej-minamigawa●ozzio.jpに直接お申込み。(●印を@に変えて下さい)
リスクベースサイバーセキュリティマネジメント講習会の計画
本書10章及び付録Bで紹介されているサイバーセキュリティのリスクアセスメント手法が修得でき、サイバーセキュリティのマネジメントシステム向上のための講習会が開催できるようにワーキンググループを発足してテキストが完成次第講習会を開催します。